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台湾に行ってきました。 2010年5月22日~27日にかけて台北にある、台湾国立師範大学を会場に、 版画の展覧会とシンポジウムが開催され、参加しました。 タイトルは「現代版画的走向」=現代版画の未来形、ほどの意味でしょうか? 企画主体は「台湾国立師範大学、版画研究室」を中心とした版画関係の大学人と作家たちです。 参加国は、ホスト国台湾に加えて、日本、中華人民共和国、大韓民国、カナダ、シンガポール、計6ヵ国でした。 シンポジウムでは、木村は「版画とコンピュータ」というタイトルで90分のレクチャーを許されましたが、ヴィレム・フルッサーの「写真の哲学のために」という著作の紹介を軸に、現代版画におけるコンピュータ使用の意義を、6人の日本人作家の実践を紹介しながら考えてみました。同行の大嶋成己君はレクチャー終了後、コメントを発表しました。 6人の日本人作家とは、橋本文良、倉地比沙支、濱田弘明、大嶋成己、吉岡俊直、と私です。うち5人は展覧会に実作品も展示しました。 台湾のお国柄というのでしょうか、台湾人気質というのでしょうか、ゲストに対する歓迎ぶりは半端ではなく、連日連夜の接待に肝臓ぼろぼろになりながらも、貴重な機会を次ぎに繋げるため、国を越えたネットワーク作りに頑張ってきました。 ちなみに台湾で行った木村のレクチャーは、6月中に授業の一環として再演する予定です。 秀
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